自宅にいながらパソコンやスマートフォンを使って
WEBサイトのキャッチフレーズを作る仕事などと称して
金銭を騙し取るという被害が全国的に増えているようです。
こんな悪質な業者にはくれぐれも気をつけてください。
在宅ワーク求人詐欺
概要をBIGLOBEニュースより引用してみます。
<在宅ワーク>金銭被害が多発 消費者庁
毎日新聞4月22日(金)19時43分
パソコンやスマートフォンによる在宅ワークの契約時に、金がだましとられる被害が多発しているとして消費者庁は22日、消費者安全法に基づき事業者2社の社名や手口を公表した。全国で87件の相談が寄せられ、44人が総額約5500万円を払ったという。2社は「ネットライフ」と「クラウドシステム」。手口は、ウェブサイトのキャッチフレーズ作成をネット上で勧誘し、研修と称して文章を作成させ出来栄えを褒めた後、約50万円の初期費用やサーバー増設費を請求する。被害額は1人数万〜300万円に上る。
引用元:BIGLOBEニュース
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0422/mai_160422_0304485871.html
(こちらの記事は掲載終了となっています。)
で、消費者庁から公表された資料がこちらになります。
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/pdf/160422adjustments_1.pdf
(クリックでPDFファイルが開きます。)
ネット上でWEBサイトのキャッチフレーズ作成の仕事
こんな名目で勧誘しているわけですね。
そして、研修という形で文章作成依頼
出来栄えを褒めて(ここが手口なんでしょうね・・)
初期費用やサーバーの増設費という名目で金銭を請求されるようです。
被害金額
被害金額として数万円から300万円までとなっています。
300万円程度騙し取られた方もいるというわけですね。
総額で5,500万円という金額ですからこれは大きい・・ですね。
子供がまだ小さくて働きに出られないママや
介護が必要な方がいらっしゃるご家庭など
自宅でできる在宅ワークは確かに魅力だといえますが
そこにつけこむ業者もいるので注意が必要です。
消費者庁が社名公表
今回は消費者庁から2社、社名が公表されています。
株式会社ネットライフ
株式会社クラウドシステム
両社とも所在地は東京都となっていますが所在地に存在せず
所在地に係る商業登記も存在していないようです。
在宅ワークと称して後に金銭を請求された場合は決して支払わず
すぐに消費者生活センターまたは警察への通報が重要ですよ。